ROKA FLOWER DESIGN STUDIO / DATA REPORT
計測データと、
ふたつの改善のご提案
公開後の実測データから、SEOの土台整備と操作性の改善を3点まとめました
ROKA Flower Design Studio さま
2026.09.06 ご提案
TL;DR
直近30日で304セッション(判断できる件数)。SNS経由の訪問が前の期間の約65倍に増えています。この波に乗る土台として、①検索エンジン向けの案内図の設置 ②タップしても反応しない写真の改善 ③「近日公開」表示の見やすさ、の3点をご提案します。サイトの構成・デザインの骨格は変更しません。
今回の範囲について
ROKAさんは「LP(1枚もの)」ではなく複数セクションのある「サイト」のため、大きな構成変更(セクションの並び替え・新規ページ追加)は行わず、
今ある要素の中でのSEO調整と、動きの改善に絞ってご提案します。
はじめに
そもそも「ヒートマップ」とは
サイトに来た方が「どこを見て」「どこで止まり」「どこを押したか」を、色や数字で見える化する仕組みです(Microsoft Clarityというツールを導入済み)。個人を特定する情報は含まれず、「動き方の傾向」だけを集計します。今回はこのデータの中から、次の4つの見方を使っています。
①スクロール到達率
ページの何%まで読み進めたかの割合です。0%が一番上(FV)、100%が一番下(フッター)まで見た人の割合を表します。
例:45%地点 56.7%
②離脱ポイント
①の到達率が、他の区間よりも大きく落ち込む位置のことです。そこで多くの人が読むのをやめたと考えられる場所です。
例:40%→45%で急落
③タップ・クリックの分布
画面のどこを押した人が多いかを、赤=よく押された/青=あまり押されないの色の濃さで示します。これが「ヒートマップ」という名前の由来です。
下の実測ランキングを参照
④デッドクリック
「押せそう」に見えるのに実際は反応しない場所を押してしまった記録です。ボタンだと勘違いされている=改善のヒントになります。
例:ギャラリー画像 10.2%
③の実物:スマホ画面でタップされた回数が多い順(実測・過去30日)
※Microsoft Clarityの実測データ(過去30日・264ページビュー・706タップ中の内訳)をそのまま数値化したものです。色つきの図としての書き出しは今回間に合わなかったため、実数の表でお示ししています。
対象期間:2026年8月5日〜9月1日(過去30日)/データ元:Google Analytics(GA4)・Microsoft Clarity(ヒートマップ)/「セッション」=訪問1回分のこと(同じ人が1日に2回訪れれば2セッション)
01 / SEO
検索エンジンへの案内図がありません
Googleなどの検索エンジンは、サイトを訪れる度に「どんなページがあるか」「新しい内容にどう気づけばいいか」を知るための案内図(sitemap.xml)と、ルール表(robots.txt)を探しに来ます。ROKAさんの本番サイトには、このふたつのファイルがまだ設置されていません。実際に本番URLへ直接アクセスすると、案内図の代わりにトップページと同じ内容が返ってきています。
現状(実測)rokaflor.com/sitemap.xml と /robots.txt が存在せず、両方ともトップページの内容が代わりに返ってくる状態です。
▼
ご提案
サイトの案内図(sitemap.xml)とルール表(robots.txt)の2ファイルを設置します。表示や操作性への影響はなく、
検索エンジンがサイトの中身を正しく把握しやすくなる、いわば「住所を地図に登録する」作業です。
作業時間の目安:30分〜1時間
検索エンジンの
クローラー
→
案内図が無く
手探りで巡回
▼ 設置後 ▼
案内図(sitemap)を
渡して案内
→
正しく・早く
把握できる
補足:SNS経由の訪問が急増している今のタイミングで、検索エンジン側の基礎も整えておくと、今後「ROKA 造花 ブーケ」のような検索からの流入も育てやすくなります。
02 / 操作性
ギャラリーの写真が、押しても反応しません
ヒートマップで見ると、パソコンで見ている方がギャラリーの写真をクリックする動きが多く発生しています。ですが今の実装では、写真はただ並んでいるだけで、押しても何も起きません(Clarityでは「デッドクリック=押しても反応のないクリック」として記録されます)。
現状(実測)デッドクリック 10.20%(31セッション)。うちギャラリー画像へのクリックがパソコン利用者の代表的な行動として検出されています。
▼
ご提案
各写真に
「拡大して見られます」の小さな虫眼鏡マークを付け、タップで写真が大きく表示されるようにします(ページ移動なし・その場で拡大)。ギャラリーの並び方・写真の追加削除の手間は今までと変わりません。
作業時間の目安:半日〜1日
補足:写真を大きく見たい気持ちが強い方ほど、ブーケを検討している熱量の高い方だと考えられます。ここでの「あと一歩」を解消することは、お問い合わせへの後押しにもつながります。
03 / 流れの改善
「近日公開」の表示が薄すぎて、そこで読むのをやめてしまう可能性
スクロールデータを見ると、価格プラン(ROKA STANDARD)を読んだあと、40%地点から45%地点にかけて、他の区間の約2倍の速さで離脱が起きています。ちょうどこの位置には「ROKA PREMIUM[COMING SOON]」「DESIGN PIECES」という、文字全体が薄いグレーで表示される準備中プランが続きます。
現状(実測)スクロール到達率:40%地点 66.4% → 45%地点 56.7%(-9.7pt、他の区間は平均2〜5pt)。この直前に「文字が薄く読みにくい」準備中セクションが2つ連続しています。
▼
Before(現状)
ROKA STANDARD
価格・プラン内容
(本命プランはくっきり表示)
ROKA PREMIUM[COMING SOON]
文字ごと薄いグレーで、
準備中というより「終わった」印象に
After(ご提案)
ROKA STANDARD
価格・プラン内容
(変更なし)
ROKA PREMIUM COMING SOON
文字色ははっきり残し、
バッジだけで「準備中」を伝える
ご提案
準備中プランの文字を薄いグレーで全体トーンダウンするのではなく、
見出しの文字色ははっきり残したまま「COMING SOON」を小さなバッジにします。「終わった話」ではなく「これから来る話」に見え方が変わり、後に続く「お客様の声」まで読み進めてもらいやすくなると考えられます。
作業時間の目安:1〜2時間
補足:これはセクションの位置や構成を変えるものではなく、今ある表示の色・見せ方だけを調整するご提案です。
ご参考
あわせて気になった点(番号なし・急ぎではありません)
SNSシェア時の見た目(OGP)が未設定
InstagramやLINEでURLを貼った際、現状はタイトルと説明文のみのシンプルなカードになります。SNS経由の訪問が急増している今、画像付きのカードにするかどうか、一度方向性だけ伺えればと思います(これは他の資料でも「頼まれずに勝手に足さない」ことにしている項目のため、確認の上で進めます)。
Before(現状)
ROKA Flower Design Studio | オーダーメイドのアーティフィシャルフラワーブーケ
rokaflor.com
After(設定した場合)
ROKA Flower Design Studio
rokaflor.com
ギャラリー画像1枚が容量オーバー気味
ギャラリー内の1枚(9枚目)が他の写真と比べて約40倍のファイルサイズになっており、スマホの通信環境によっては表示が遅くなる可能性があります。次回の写真差し替え時に、圧縮したものへの入れ替えをおすすめします。
お返事
番号でお返事いただけます
対応する番号だけ、LINEやメールでお知らせください。複数選んでいただいても大丈夫です。
今回のご案内(1・2・3)にかかる費用
1〜3のうち、いくつお選びいただいても
まとめて¥10,000で承ります(1個だけでも全部でも同額です)。
※今回ご案内した3点以外の追加のご依頼は、内容をお伺いしたうえで別途お見積りいたします。
1sitemap.xml・robots.txtの設置(検索エンジン向けの基礎整備)作業時間目安:30分〜1時間
2ギャラリー画像をタップで拡大表示に(デッドクリックの解消)作業時間目安:半日〜1日
3「COMING SOON」表示をバッジ化して視認性改善作業時間目安:1〜2時間
0今回は見送り・保留にする
ご注意
ご参考欄(OGP・画像圧縮)は番号での返信は不要です。気になる場合はその旨だけお知らせください。
詳細を見る(データの読み方・検討過程)
スクロール到達率は「%スクロールした位置に、その時点で残っていた訪問者の割合」です。40%→45%の落差(-9.7pt)は他の5%刻み区間(平均2〜5pt)の約2倍にあたるため、この位置だけ突出した離脱ポイントとして扱いました。
デッドクリックはMicrosoft Clarityが自動検出する「クリック可能に見えるが実際は反応しない要素へのクリック」の割合です。ROKAさんの場合、パソコン利用時にギャラリー画像への集中が確認できました。
SNS流入の急増(前期2件→今期129件)についての原因はこちらでは特定できていません。心当たりがあれば教えていただけると、次の分析の精度が上がります。